平成最後のクリスマスイブに、末っ子を出産しました。
アラフォーで計画外の妊娠だったので不安しかない出産でした。
そして、出産ってほんとに命がけで、みんながみんな「母子ともに健康」にならないことを実感しています。
出産記録です。
早く産みたかった妊娠後期
出産予定日は12月30日。
だけど、早く産んでしまいたかった。
大きなお腹で居ることがとにかくイヤだった。
だから早く陣痛が来るようにいろいろと試していた。
食後にパイナップルを食べたその夜…
パイナップルを食べると子宮が収縮すると知って食後にパイナップルを食べた。
確かに、下腹がキューと締まる感じがする。
だけど、陣痛の痛さまでもいかないのでそのまま就寝。
夜中の12時ぐらい。うとうとしていたけど、お腹が痛くて眠れなくなる。
陣痛アプリで間隔を計ってみる…。
30分以内で痛くなるけど、定期的ってほどでもない。
前駆陣痛かなーと思い、寝る努力をするけどお腹の痛みで起きる。
1:00頃。一旦布団から出て座って時間を計ってみる。
10分〜15分以内で陣痛がきてる感じ。
経産婦だし15分経ったら連絡してと言われていたので、病院に電話。
「微妙なところだけど、本陣痛になると大変だから来てください」的なことを言われる。
実家に電話して両親に留守番を頼み、旦那と病院へ向かう。
産気づく人が多かった12/24の真夜中
2:00頃に病院着。
NSTをつけて陣痛を確認し、そのまま入院することに。
陣痛室で待機。
10分以内の間隔で陣痛。
一応3回目なので、痛かったけどある程度は余裕があった。
自分でも言うのもなんだけど、陣痛はかなり冷静に対応してたかなと思う。
ただ、経産婦なのに進むのが遅い!
6:00頃。
この日は満月の翌日のせいか産気づいた人が多いので一旦陣痛室から病室で待機するように言われる。ここで旦那が一度家に帰ることに。
7:00頃。
旦那が戻ってくる。やっと5分間隔ぐらいになったので陣痛室に移動。歩いて行けるかと思ったけど無理だった〜(´・ω・`)
陣痛室で10時前ぐらいまで過ごす。
分娩室に行くまで内診する度に、助産師さんが具体的に経過を伝えてくれたのがすごく良かった。
「もう少しだから頑張って」とかではなく「子宮しっかり膨らんでるしあと◯分ぐらいで分娩室いけるかな」みたいな感じ。
10時前に陣痛の合間に歩いて分娩室へ移動。
いきむことへの恐怖心
いざ、分娩台へ。
点滴を用意される。
その間も間隔が短くなってきて痛みとの闘い。
だんだん間隔が短くなってきた。
だけど、いきむのが怖かった。
2人目の時、すごくしんどかった記憶が蘇ってきて。
「力入れてー」と言われたけど、「いやだ。怖い。力を入れたくない」と言った。
本当にいきむのが怖かった。
その内、いきまずにはいられなくなってきた。
怖かったけど、早く終わって欲しかった。
だから、いきんだ。
大きな声を出したら、声は出さないでって言われた。
だんだん呼吸が苦しくなってくる。
酸素マスクを付けられても息が吸えない。苦しい。
「息して」「赤ちゃんに酸素送って」と言われるから息をしようとしたけど、またすぐに痛くなる。
だんだん、先生たちの様子が変わってくる。
「赤ちゃんがちょっと苦しくなってる。いちばん細いところで動けなくなってるから次のいきみでお腹押しますね。」
もうなんでもいい。と思ってた。
とにかく息が出来なくて苦しくて早く終わって欲しかった。
そこから2回いきんで末っ子が産まれた。
11:34。
小さな声で産声を上げる。
かわいい声だなと思ってた。
カンガルーケアできるかなと思ったけど、横に寝かされただけ。
しかも、赤ちゃんの指が紫色なんだけど?
しばらくして、小児科の先生から処置するので赤ちゃん連れて行きますと。
私は胎盤や会陰裂傷の処置をされその後2時間分娩室で後陣痛に耐えた。
その時、へその緒が長くて赤ちゃんにたすき掛けみたいになってたから出てくるのに時間がかかって赤ちゃんがちょっとしんどくなったっていう説明を聞いた。
赤ちゃんはNICUへ
13時頃に病室に戻ってお昼ご飯を食べる。
めっちゃお腹空いてたのに魚メニューでがっかり。それから赤ちゃんは新生児室に任せて寝かせてもらった。
15時頃。小児科の先生が来て「赤ちゃんの様子を見ていたけれど泣くと顔色が悪くなるからNICUで検査します。また話にきます。」と言われる。
NICUに入ってからはまた別記事に書きます。
とにかく恐怖心しかなかった3人目の出産
今回の出産は、とにかくいきむのが怖かった。
検診の時から、頭が大きめって言われていて「あぁ、またあの痛い思いをするのか…」っていう気持ちが大きかった。
助産師さんからはすごく冷静にお産してたって言ってもらったけれど、分娩室ではそこそこ取り乱していたと思う。